遅れてきた 働き方改革

2018年に言われ始めた「働き方改革

これまでのような長時間労働やらサービス残業やらを

是正する動きの総称だと思うのですが、

実感としてやっとこさ自分の所にもやってきた感があります。

 

というのも2018年当時は超少人数の会社で

飲食店の店長をしていた時代。

「働かなければ店が回らない」働くしかない状況でした。

 

そしてその働き方には無理がたたり、2019年に転職。

 

それから2年半は一般スタッフとして働いていきて

 

そういえば残業も無く、時間通りには帰れきました。

 

よく考えれば、転職を期にきっちりと

働き方改革」の恩恵は受けていたことになります。

でもそれは「転職して良かった~ラッキー!」

くらいの感じで働き方改革がどうこうは意識の中にありませんでした。

 

ところが、最近になって店長になってみると

働き方改革」の本筋が身をもって理解できるようになってきたんです。

 

というのも、店長になったら

「あれもこれもやりたい!」と成果を上げる方法を色々と考えます。

となると、いくらあっても時間が足りない感覚になっていきます。

 

でも、働き方改革で残業は出来ない。

 

部下に「サービズ残業はダメ」「休日出勤するな」と

言っている手前、店長だけがそれを破る訳にもいけかない

 

ボクが社会人になった2000年代後半もまだ

「仕事は休みの日に出てきて覚えるモノ」

みたいなノリは残っていて、

特にボクのいた飲食業界ではそれは色濃くありました。

 

そういえば、新卒当時の同僚と数年前に会った時に

今はその会社もジャブジャブに人件費を使って

社員の休みを確保せざるおえなくなっていると

聞いたのを思い出します。

(今その会社は結構規模が大きくなってるのもあると思う)

 

当たり前が変わった

大きくルール変更がされた

 

いままでは本音と建前が混在していた世界に

本音しか許されない世界戦に移ってきている

 

働き方改革は リーダーにこそ求められている

 

そんなコトを今更になって

遅れて実感しております。